■塩ビ管で笛つくり

作り方紹介

その気になれば あなたにも出来る!
お遊びで作った塩ビ管笛の製作過程。
塩ビパイプで笛を作りました。その工程を写真で紹介します。

 

材料:

塩ビ管直径12mmx1m 発泡スチロール少々

道具:

金ノコギリ 電気ドリル キリ8mm&10mm
サンドペーパー カッター その他

 

 寸法


六本調子七穴

単位:cm
穴直径:指穴8mm、歌口10mm

 

七本調子六穴。


単位:cm
穴直径:指穴8mm、歌口10mm


 塩ビパイプ

 

塩ビパイプまずは塩ビパイプの写真です。長さ1m直径18mmくらいかな。内径は約12mmだと思います。

 

 

 切断


塩ビパイプと見本の笛塩ビパイプを見本の笛に合わせて切りました。(現物あわせ(^_^;)
切断に金ノコ使用。切断面はサンドペーパーでがさつきがないように仕上げました。

 

 

 パイプ固


二本をセロテープで固定塩ビパイプを二本セロテープで固定しました。
なぜこうするかって(^_^)ゞそれは次の写真で分かるでしょう。

 

 

 線引き


線引き指穴と歌口(吹くところ)をまっすぐにするための線引き。
片方の塩ビ管にマジックをすべらせました。これでまっすぐに線が引けます。
ほかにもっと簡単でいい方法があったら教えて下さい。

 

 

 笛と固定


パイプと笛を固定今度は塩ビパイプと笛をセロテープで固定しました。
なぜこうするかはもうお分かりでしょう。

 

 指穴位置決め


穴の位置決めそうです(^_^)今回は穴の位置決め。
並べた笛の穴の中心にT定規(100均購入(^_^)ゞ)をあてて塩ビ管に穴位置の印をつけます。
見本がある場合いちいち寸法を測らなくてよいのでこの方法が楽かと思います。

あなたならどうやって穴位置を決めますか?

 

 

 穴あけ準備


穴中心位置の印をつけて塩ビ管に穴中心位置の印をつけて、穴あけ準備。
ドリルで穴あけ予定なので、ドリルの先端がずらないように目打ちで印(へこみ)をつけました。

 

 

 ドリルで穴あけ


ドリルで穴を開け印をしたところに電動ドリルで穴を開けました。直径は指穴8mm、歌口10mmです。
穴は最初小さな穴を開けその後大きな穴を開けたほうがきれいに開けられると思います。
ドリルが切れすぎると勢い余って筒の内側にキズをつけてしまうので、棒(木よりノコバのような平べったい金の板の方が良いと思います)を差し込んでおきました。(^_^)ゞ

このままでも吹くと鳴るんですよ。

本来ならここで(10).の作業に入り歌口の穴を開け筒音がちゃんと出る状態にして、管尾の穴を小さく開けて徐々に大きくしていき見本と音程を合わせるといいと思います。
それから順次歌口に向かって穴を開ける作業ですね。

 

 

 穴整形


バリを取り除きカッターを使いドリルで開けた指穴&歌口のバリを取り除きます。
あまり手を加えすぎるとかえって音が悪くなるのでその辺は吹いてみて様子を見ながら。過ぎたるは及ばざるが如し(^_^;
正確な音階を作るなら、チューナーを使い見本の笛と音を合わせながら、筒音から順番に穴開け(大きさを調整)していかないといけませんね。

そのあとサンドペーパーを丸めてこすります。穴を滑らかに。

これで穴の部分制作は終了です。次は何をするか分かりますよね。(^_^)ゞ

 

 

 発泡スチロール


発泡スチロールさて、今回は???
そうです。発泡スチロール!
カッターでおおまかな円筒形に整形。上下面の角は直角に。
塩ビパイプ内径より大きく。縮めてきっちりパイプに収まるサイズに。

何に使うか分かりますよね。(^_^)v

 

 

 掃除と詰め込み


まずは管の中をおそうじ(^_^)ゞ
ティッシュまたは布切れを木の棒で押し込んで何度も通します。
そして発泡スチロールの出番です。

管の頭の方から発泡スチロールをねじ込んで、その後は木の棒で強引に押し込みます。

次回で完成です。(^_^)v

 

 

 歌口付近まで詰め込み


かんせい写真では分かりにくいですが歌口近くまで発泡スチロールを木の棒で強引に押し込みました。歌口の端から1~2mmくらいの所まで。
実際には吹きながら高い音低い音共一番よくなるところを探します。
今回作った笛はよく鳴りました。(^_^)v

あとは最初にマジックでつけた線と最初から印刷してある文字を、シンナー、灯油、ガソリンなどを含ませた布で、拭き取ります。

これで一応のかんせいです。後は貴方が好きなように装飾なりを施してください。

 

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というわけで紐を巻いてみました。
ちょっと写真が分かりにくかったですね。 右側が歌口側です。



 

カシュー(人工うるし)を塗ってみました。
もう素材が塩ビ管だとはわかりません。

カシューを塗った塩ビ管の笛

 

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 エンビ指笛もどき

 あまった塩ビ管でこのようなものを作りました。

 両端を指で塞いで吹きます。
 端を開いたり閉じたりすると、音が変わります。

 これは笛の音出しの練習に使えると思います。

 唄口の穴の大きさも長さも適当です。

 える・おきなわさん販売の指笛を参考に作りました。

厚紙指笛のつくりかたはこちら