桶胴太鼓キット組み立て。その工程を写真で紹介します。
キット提供:手久野太鼓|閉鎖中|。
キット内容
1.リング革
2.胴板
3.調べ緒
4.バチ
仮組み付け状態
用意したもの:
サンドペーパー 、紙の筒、布テープ、木工ボンド 、荷造りバンド
木片、バケツ、水、雑巾、アルミテープ、レザー風シート
1.胴板内側サンドペーパーがけ
胴板の外側はあとで処理することにして、まずは内側にサンドペーパーをかける。
ありあわせの硬い紙筒にサンドペーパーをまいてこすりました。
素手で触れてすべすべなのが感じられるまで。
2.胴板端そろえ
胴板に接着剤を塗る前に歌口面をそろえることにしました。
写真上部の黒い部分はドアです。まっすぐな所が思いつかなかったので、最初から胴板に貼ってあったテープをはがして板の端をドアに当てて板の端っこをまっすぐに。
写真下側はテープを貼った所。
キットでは端っこはほとんどそろっていたのですが、一部少しずれていたための修正です。
これをしておけばあとの歌口面加工が楽だと思います。
3.内側合わせ目に接着剤を
胴板内側部分。接着面に木工ボンドを塗っている所。
隙間を作らないために多めに塗っています。
4.胴板を筒状に
接着剤を塗った胴板を丸めて筒にしたところ。
表に貼ったガムテープのおかげで作業が!楽!
5.胴の締め付け
今回はガムテープで円く止めた後荷造りのバンドをかけて締め付けました。
桶胴の胴つくりページのように荷締めバンドで締めた方がきっちりしまると思います。
6.はみ出た接着剤除去
胴板を丸く組み上げて締め上げたら接着剤が盛り上がっています。
水をたっぷり含ませた雑巾で余った接着剤をふき取りました。
7.歌口整形
胴が乾燥したら歌口をサンドペーパーで整形。
目の粗いサンドペーパーを板切れに巻きつけて角を落とすように根気よくこすります。
板の厚さが1cmだったので写真のような厚さまでにしました。
皆さんは、角度は林田ひろゆきさんのHPにある情報を参考にしたらよいでしょう。
|20年1月HPリニューアルでこの内容は削除された模様です。|
8.歌口面を平らに
今度は面を平に。
サンドペーパーを円周の3箇所にあたるように置いて胴を円周方向に回してこすりました。
9.胴内側にアルミテープ
補強をかねて胴の内側に幅広のアルミテープを貼ってみました。
10.胴に丸み
胴を締めてあったバンドをはずして。
胴の角をサンドペーパーである程度滑らかにしました。
11.胴にシール
今回は手軽に早くということでシールを貼りました。
100均で買ったレザー風シート?シール?。
縦の長さがちょうど45cmでおあつらえ向きでした。
2枚半くらい貼った。
これで桶胴太鼓キットの胴の組み立てが終わりました。
後はリング革を調緒で胴に組むだけです。
12.完成
完成写真です。
調緒を胴に組む過程を載せようかどうしようか迷いました。
私自身、桶胴ワークショップ(講習会)や教則ビデオやDVDで覚えたのですが、それゆえに講師の方々の許可を頂かないとダメなんじゃないかと。
というわけで組み込みの過程は載せません。
教則ビデオやDVD(桶太鼓”虎の巻”)についてはこのサイトの教則本、教則ビデオ、本などのぺーじをご覧ください。
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